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2014年12月01日

海の底(有川浩)

これは、有川浩さんの自衛隊三部作の第三作目だそうです。1,2作目を読まずにこれを読んでいるあたりおい・・・・という感じかもしれませんが、他の塩の町、空の中も読めたらいいと思います。

  横須賀の米軍基地に突如現れた巨大なザリガニ。餌は人。逃げている最中に数人の小中学生と1人の女子高生、そして2人の自衛隊員が自衛隊の潜水艦に取り残されてしまいます。場所が潜水艦だったのが幸いし、食糧も水も豊富ではないものの多少はあります。

 そんな中で唯一の女子であり、最年長の女の子はあまり人に頼ることをしない子供です。そして、子供達の中の半数以上に嫌われています。その原因はその子本人ではなく、家庭環境が主であり、理由で一番ばかばかしいのが「親が死んだのに笑ってる」。親が死んだら笑うなって?ただ単にその子が気遣いやなだけなのでは・・・・?まあ、その言いだしっぺのおばさんの本心は多少は違うのですが・・・。その女の子、望さんが自衛隊員の男の人の1人、不器用だけど優しい夏木大和さんとのかかわりで少しずつ変わっていきます。でも、最後もお互い惹かれているのに後ろめたい理由がある夏木はその手を手放します・・・・。

  私からの印象としては、夏木は図書館戦争のヒーロー堂上篤と似ている気がします。有川浩さんはこういう男の人が好き・・・なのでしょうか?
  


Posted by アイラ at 07:52 恋愛小説